2024 岡崎藩最後の剣術師範にして、侍鍛冶の龍城臣吉光/元治元年二月日

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刃長67.8cm反り1.7cm元幅:約30mm元重:約8mm先幅:約17mm先重:約5mm寸法はスケールを当てた約寸です。厳格な数値ではありませ。参考値とお考え下さい。不明な点があれば、入札前に質問してください。(厳格な数値にこだわりのある方は、入札されませんようにくれぐれもお願いします)
初代吉正は初銘清吉で、七代目丹波守吉道門人。「三州岡崎士吉正」、「竜城臣磯谷重兵衛源吉正之」、「竜城臣吉正」などと銘を切り、享和・文化年間の作品が見られる。二代日吉達は、重助・達次とも称し、細川正義門人。「三州岡崎士磯谷重助源達次作之」、「竜城臣磯谷吉達」などと銘を切り、弘化・嘉永・安政の各年間の作品が見られる。本作の三代目吉光は、「龍城臣吉光」と銘を切り、元治、文久年間の作品が見られる。なお、吉光は岡崎藩内随一の剣豪で、藩の最後の剣術師範を務めた。廃藩後、41歳の時、吉光は刀鍛冶を廃業し妻の生家である武蔵国入間郡城村(現所沢市)に移住し、武芸を教授した。明治23年60歳で没し、その住居跡には門人により、稀代の剣豪を偲び「有枝磯谷先生之碑」と題する石碑が建てられ今日に残されている。本刀は年代から、お孫さんの太平洋戦争出征刀と思われる。(*龍城とは岡崎城の別称)
本刀は吉光33歳の頃の作刀です。切先に、小さな刃こぼれ、鍛え疵、錆あります。画像にてご判断ください。
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